蒸し

挿し友禅、引き染めの工程を経て染め上げられた生地は蒸しの工程に入ります。

染められてきた生地は、右上写真のような蒸し竿や蒸し枠に種類別に分けて吊るし 90度から100度前後に保たれた蒸し箱の中に入れ、数十分間蒸します。
高温の蒸気で蒸されることによって、染料が絹の生地にしっかりと定着し、色止めされます。
また、本来染料が持っている美しい色相、発色を引き出してくれるのもこの工程です。
この工程を経て、ようやく色が完全に染まったということになります。